ぺりっと簡単に剥がせるネイル!ピールオフタイプの落とし方や長持ちするコツをご紹介

オフに手間がかかることから敬遠されやすいジェルネイル。しかし、ぺりっと剥がせるベースを使うと、マニキュアよりも簡単にオフできることをご存知でしたか?今回は、剥がせるジェルネイルのメリットやデメリットのほかに、長持ちさせるコツや爪を傷めないオフの方法をご紹介します。
Index 剥がせるネイルとは? 剥がせるネイルのメリット 剥がせるネイルのデメリット 剥がせるネイルの落とし方 剥がせるネイルを長持ちさせる塗り方 剥がせるネイルでセルフネイルをもっと楽しもう
剥がせるネイルとは?

Photo by instagram @mainichi.bentooo
剥がせるネイルとは、薬剤を使わずにぺりっとめくってオフできるネイルのことです。「ピールオフベース」と呼ばれる剥がせるタイプのベースコートを使用することで、爪からネイルを押し剥がすようにしてオフできます。
剥がせるネイルのメリット

Photo by instagram @____.emin_atelier
セルフでジェルネイルをする方に愛用者が多い剥がせるベースですが、具体的にどのような点が便利なのでしょうか?まずは、剥がせるネイルのメリットをご紹介します。
時短で簡単にオフできる
剥がせるネイルの最大のメリットは、オフの手間が減って時短になることです。通常のジェルネイルのオフでは、爪の表面を削ったり薬剤を染み込ませるために放置したりといった工程が必要なので、セルフだとオフだけで1時間以上かかることも。
しかし、剥がせるベースを使用した場合はぺりっと剥がすだけで簡単にオフできるので、時間を大幅に短縮できます。
サンディングの必要がない
サンディングの必要がないことも、剥がせるネイルを使うメリットの一つです。 サンディングとは、自爪の表面を軽く削って傷をつける工程のこと。サンディングを行うことでベースジェルの定着を高められますが、爪が薄くなってしまうというデメリットもあります。
剥がせるベースであればサンディングは不要なので、自爪を傷める心配をする必要なくジェルネイルを楽しめますよ。
必要な道具が少なくて済む
剥がせるタイプのベースを使用すると、オフの作業は基本的に剥がすだけでOKです。そのため、通常のジェルをオフするときに必要な薬剤やコットン、アルミホイルなどの道具は必要ありません。
さまざまなネイルデザインを楽しめる
剥がせるタイプのベースを使うと、頻繁にネイルを付け替えてさまざまなデザインが楽しめるというメリットもあります。通常のジェルネイルの場合、爪の傷みが懸念されるため3〜4週間に1回の頻度で付け替えることがおすすめされています。
一方、剥がせるタイプのベースであればマニキュア感覚でジェルネイルを楽しめるため、1日〜1週間ごとなどの短期スパンでカラーやデザインを変更できますよ。
剥がせるネイルのデメリット

Photo by instagram @ konono0807
手軽に使えて便利な剥がせるベースですが、デメリットもあります。ここからは、剥がせるネイルのデメリットをご紹介するので目を通しておきましょう。
通常のベースと比べて持ちが悪い
剥がせるネイルの最大のデメリットは、通常のベースと比べて持ちが悪いことです。剥がしてオフできるという性質上、どうしてもネイルを綺麗に保てる期間は短めになります。
とくに、お湯に触れると剥がれやすくなるため、入浴や水仕事の際は注意が必要です。入浴するときは湯船に指先をつけないようにしたり、水仕事の際はゴム手袋をつけたりすると持ちをよくできるでしょう。
傷んだ爪や薄い爪だと剥がしにくい
剥がせるネイルには、傷んだ爪や薄い爪だと剥がしにくくなるというデメリットもあります。ネイルを無理やり剥がすと、さらに爪が傷んだり薄くなったりする原因となるので注意しましょう。
爪が傷んで薄くなっている方はしばらくネイルをお休みし、健康な爪が生えてくるのを待ってから剥がせるネイルに挑戦することをおすすめします。
剥がせるネイルの落とし方

ここからは、剥がせるネイルの落とし方をご紹介します。剥がせるネイルはオフがとても簡単ですが、やり方を間違えると爪を傷つけてしまう恐れも。そのため、正しいオフの仕方を身につけて健康な爪を保ちながらネイルを楽しみましょう。
必要な道具
剥がせるタイプのネイルを剥がす際は、アセトンなどの薬剤は必要ありません。プッシャーとオイルさえあれば落とせるので、どこでも気軽にネイルオフができます。
必要な道具
- お湯
- キューティクルオイル
- キューティクルプッシャー(ウッドスティックでもOK)
【STEP1】お湯に指をつけて温めておく
剥がせるネイルオフするときは、まずお湯に指をつけて温めておきましょう。ピールオフベースは温めると柔らかくなりやすいので、お湯を使ってベースをふやかすことで爪へのダメージを抑えながらオフできます。
お風呂に入った直後にオフすると、お湯で指先を温める手間が省けるためおすすめです。
【STEP2】オイルを爪の根元に塗る
次に、キューティクルオイルを爪の根元に塗って指の腹でマッサージするようになじませます。このとき、ネイルの根元にオイルを伸ばしておきましょう。
【STEP3】キューティクルプッシャーで優しく押し剥がしていく
ネイルオイルを塗ったら、ウッドスティックやキューティクルプッシャーを爪の根元側から少しずつ自爪とジェルの間にすべり込ませます。剥がせるネイルは、爪先や根元のどちらから剥がしても構いませんが、基本的には根元側から剥がすのがおすすめです。
ネイルをしてからオフまでの期間が1週間以上ある場合、爪が伸びて根元にスペースができているかと思います。そのため、根元から剥がすほうがオフしやすいでしょう。
【STEP4】剥がれにくくなったらオイルを足しながら剥がす
【STEP3】でキューティクルプッシャーが軽い力では動かせなくなった場合、一旦プッシャーを抜いて自爪とネイルの間にオイルを追加しましょう。
そのまま無理に剥がすと自爪の表面まで一緒に剥がれてしまうため、オイルをプラスしながらゆっくりと剥がすようにしてください。
ネイルが剥がせたら、爪の表面に残ったピールオフベースをスポンジファイルで取り除き、再度キューティクルオイルでしっかりと保湿をしましょう。
剥がせるネイルを長持ちさせるコツ

Photo by instagram @konono0807
剥がせるネイルはオフしやすい点が魅力ですが、ネイルの持ちには課題があります。剥がせるネイルをできるだけ長持ちさせるには、どのようにしたら良いのでしょうか?
ここからは、剥がせるネイルを長持ちさせる塗り方のコツをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【STEP1】プレパレーションを念入りに行う
剥がせるネイルの定着をよくするには、プレパレーション(下準備)がとても大切です。甘皮が残った状態の爪に剥がせるタイプのベースを塗るとネイルが浮きやすくなるため、甘皮の処理は念入りに行ってください。
また、必要に応じてサンディングを行うのもおすすめです。剥がせるネイルは基本的にサンディングは不要ですが、サンディングすることでベースがより密着して長持ちしやすくなりますよ。
甘皮の処理のやり方
必要な道具
- キューティクルリムーバー
- キューティクルプッシャー(またはウッドスティック)
まず、キューティクルリムーバーを爪の根元に塗ります。その後、甘皮が柔らかくなったらキューティクルプッシャーを使って甘皮をやさしく押し上げましょう。
甘皮を押し上げると、ルースキューティクルと呼ばれる角質が出てきます。ルースキューティクルが残っているとネイルが浮きやすくなるので、キューティクルプッシャーで軽く擦るようにしてしっかり取り除きましょう。コーナーやサイドも忘れずにケアをしてください。

サンディングのやり方
必要な道具
- スポンジファイル
- ストーンプッシャー
基本的に、サンディングはスポンジファイルを爪表面にやさしくかけるだけでOK。爪全体が白っぽくなるように満遍なく削りましょう。
慣れていて上手にできる方はスポンジファイルのみのサンディングで大丈夫ですが、初心者さんはキワの部分に削りもれが出やすいです。そのため、小回りのきくストーンプッシャーを使用して爪のキワまでしっかりとサンディングを行いましょう。

¥202
使い勝手の良い100Gと180Gのダブルグリット! ジェルネイルやスカルプチュア前の自爪や人工爪のサンディングに♪ バリ取りや仕上げにも最適なスポンジファイルです◎

¥534
・ルーズスキン(甘皮)を押し上げ、ルーズスキンの除去に使用 ・ジェルネイル・アクリルスカルプチュアがすぐに浮いてしまう・・・という方は!!このプッシャーで処理をすれば変わります★★ ・余分な甘皮を押し上げ、ケアして綺麗な爪に ・セラミック製なので長持ち! ・ファイルでは届かない細部のサンディングにも使え、ジェルを長持ちさせます。
【STEP2】爪表面の油分や水分を除去する
甘皮の処理とサンディングが終わったら、ダスト※をダストブラシで払います。また、爪表面に水分や油分が残っているとネイルが浮きやすくなるため、エタノールを含ませたコットンで爪の根本からサイドのキワ、エッジ(爪の先端)、爪の裏側まで丁寧に拭きましょう。
※爪を削ったときに出る粉

¥801
クリアな持ち手が可愛い♪ 『クリアダストブラシ』が新登場〇゜ 爪やジェルを削った際に出るダストをキレイに除去! ダストだけじゃなくネイルアートの余分なパウダー落としにも◎ 柔らかくふわふわな毛先♪ 持ちやすいくぼみ付き!
【STEP3】ピールオフベースを塗布する

¥811
■ 面倒なオフは剥がすだけ! ■ サンディング不要で爪に優しい ■ 爪の負担、時間を大幅カット ■ マニキュア感覚でいつでもネイルチェンジ
水分や油分の除去ができたら、ピールオフベースを塗ります。NAIL TOWNのピールオフベースは、塗りやすいポリッシュタイプの容器が魅力。初心者でも扱いやすい粘度で価格もリーズナブルなので、ピールオフベースの最初の1本におすすめですよ。
剥がせるベースの持ちをよくしたい場合は、以下にまとめた塗り方のコツを心がけてみましょう。
ピールオフベースの剥がれにくい塗り方のコツ
- ピールオフベースは薄く塗る
- キワやエッジには塗らない
- ピールオフベースの上に通常のベースを塗る
コツ①ピールオフベースは薄く塗る
剥がせるネイルを長持ちさせたい場合は、ピールオフベースを薄く塗りましょう。ピールオフベースを厚塗りするとネイルが剥がれやすくなるため、薄くすり込むように塗るのがポイントです。
ボトルのフチで筆をしごいて余分なジェルを落とし、筆を爪へ押し付けるようにして塗るのがコツですよ。
コツ②キワやエッジには塗らない
ピールオフベースの持ちをよくするには、キワやエッジを避けて塗るようにしてください。爪の外周を避けて中央付近のみに塗ることで、サイドや爪先などからネイルが剥がれてくるのを防げます。
とくに、エッジにピールオフベースを塗ると爪先からネイルが剥がれやすくなるため、注意してください。
コツ③ピールオフベースの上に通常のベースを塗る
ピールオフベースを爪の中央付近のみに塗布したら、通常のベースジェルをキワやエッジを含めて普段通りに塗りましょう。ピールオフベースの上に通常のベースジェルを重ねることで、ネイルが長持ちしやすくなります。
ベースジェルだけでなく、カラージェルやトップジェルといった剥がせるベース以外のアイテムは、キワやエッジにもしっかりと塗布するのがポイントです。

¥605
● 確かな密着!リフト(浮き)しない下地を作る ● 長持ち ● UV/LED両方に対応 ● 塗りやすいポリッシュタイプ ● ソークオフタイプ!アセトンで簡単にOFF ● 初心者でも扱いやすい粘度
【STEP4】トップを厚塗りして硬度を出す
ピールオフベースはお湯につけると柔らかくなるため、ネイルが浮いてしまう原因となります。入浴中などのリフトを防ぐためにも、上に重ねるジェルで硬度を出しましょう。
カラージェルを二度塗りして厚みをプラスするだけでなく、トップジェルもぷっくりと厚めに塗るのがポイントです。ただ、トップを一度に厚く塗りすぎると硬化熱が生じたりサイドに流れたりする原因となるので、塗り重ねて厚みを出すのがポイントです。

¥605
● 美しい“光沢”で“うるツヤ”長持ちキープ! ● 発色を持続させ、アートをしっかり保護! ● ポリッシュタイプでマニキュアの様に使用できるので、手軽で塗りやすい! ● アセトンで簡単にOFF ● LED又はUVで硬化させ、最後にエタノール又はクリーナーで未硬化ジェルを拭きとって下さい。
剥がせるネイルでセルフネイルをもっと楽しもう

Photo by instagram @kaoriinu_0102
今回は、マニキュア感覚でジェルネイルを付け替えられる剥がせるネイルについてご紹介しました。剥がせるタイプのベースはオフが簡単なので、セルフでネイルを楽しみたい方におすすめです。
今回ご紹介した持ちをよくする塗り方や爪に負担をかけない剥がし方を心がけて、気軽にセルフジェルネイルを楽しんでくださいね。
この記事へのコメントはありません。