初めてのセルフフットネイル!基本のやり方から初心者向けの簡単デザインまでご紹介

セルフのフットネイルはハンドネイルと勝手が異なるため、「少しやりにくい…」と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今回は、セルフでできるフットネイルのケア方法や塗り方のコツ、デザインまでをご紹介!基本のやり方をペディキュアとジェルネイルに分けてまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
Index 2種類のフットネイルの特徴 セルフフットネイルの簡単なやり方|ペディキュア セルフフットネイルの簡単なやり方|ジェルネイル 【初心者向け】簡単&おしゃれなフットネイルデザイン フットネイルに適した下準備のポイント 素足に映えるフットネイルで、足元の印象をアップデート
2種類のフットネイルの特徴
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フットネイルは「ペディキュア」と「ジェルネイル」の2つの方法が主流です。どちらにもメリットやデメリットがあるため、まずはそれぞれの特徴をチェックしていきましょう。
ペディキュアとは?
メリット | デメリット |
・手軽に使える ・爪を削る必要がない ・除光液でオフできる | ・乾きにくくヨレやすい ・デザインの幅が狭い ・長持ちしにくい |
ペディキュアとは、主にマニキュア(ポリッシュ)を使ったフットネイルのこと。塗って乾かすだけで完成し、除光液で簡単に落とせるので初めてのセルフネイルでも比較的取り入れやすい方法です。
「ペディキュア」はラテン語で「足の手入れ」を意味するため、サロンでは爪のカラーリングだけでなく、かかとの角質やタコのケアを含む場合もあります。頻繁にネイルを変えたい方や、シンプルなデザインが好きな方にはペディキュアがおすすめです。
ジェルネイルとは?
メリット | デメリット |
・長持ちする ・デザインが幅広い ・爪の強度が増す | ・使用アイテムが多い ・爪を削る必要がある ・ペディキュアより難しい |
ジェルネイルとは、LED/UVライトに反応して短時間で固まる専用のジェルを使用したネイルのこと。一旦固まるとデザインや色が固定されるため、ペディキュアよりも持ちがよく、ジェルネイル特有のぷっくりとした厚みが魅力です。さまざまなタイプのジェルやアイテムを自由に組み合わせられるため、セルフでも本格的な仕上がりになりますよ。ジェルネイルを使用したフットネイルは、足元を常に綺麗に見せたい方やデザインにこだわりたい方におすすめです。
セルフフットネイルの簡単なやり方|ペディキュア
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それでは、セルフでできるペディキュアのやり方をご紹介します。まず、基本となるワンカラーの塗り方をマスターしましょう。手順やポイントを押さえて行うことで、初めてでも綺麗に仕上がりますよ。
必要なアイテム
セルフのペディキュアで必要なアイテムは、以下の通りです。
ペディキュアで必要なもの
- ベースコート
- お好みのマニキュア
- トップコート
- 除光液
- コットンを巻いたウッドスティック
- トゥセパレーター
- ネイルオイル
ペディキュアの塗り方
【STEP1】ベースコートを塗る
ベースコートをブラシに取り、ボトルの口で量を調節したら爪の中央に置きます。ブラシを寝かせた状態で中央に置いたベースコートを爪の根元側へ移動させてから、先端へまっすぐ引くように塗りましょう。爪の両サイドも同様に塗り、ブラシに残ったマニキュアでエッジ※1も塗ってください。甘皮付近はマニキュアがつきやすいため、スキンダウン※2をして爪と皮膚の境目をしっかり出すのがポイントです。※1 爪先の断面※2 爪のサイドの皮膚を下に引っ張ること
【STEP2】カラーマニキュアを塗る
ベースコートが乾いたら、カラーマニキュアを2度塗りします。塗り方は、【STEP1】の手順と基本的に同じ方法です。まずは、ボトルの口を使用してブラシの先を適度に開いてから塗り、輪郭を綺麗に取ることを意識しながら塗りましょう。その後、一旦乾かしてからやや多めにとったマニキュアで2度塗りをします。2度塗りの際は、発色を引き出しつつ色ムラを防ぐことを意識しながら塗ってください。ブラシに圧をかけると1度塗りのマニキュアが剥がれてしまうので、やさしくブラシを当てるようにしましょう。
【STEP3】トップコートを塗る
カラーマニキュアが乾いたら、最後にトップコートを塗って仕上げます。トップコートの塗り方も【STEP1】と同様の手順でOKです。トップコートはツヤを与えながら色やデザインを保護する役割があるため、やや多めに塗りましょう。マニキュアは爪先から剥がれ始めることが多いので、エッジまで塗ることも長く持つ秘訣ですよ。完全に乾いたら、ネイルオイルで爪周りを保湿してください。
セルフで上手に仕上げるコツは?
セルフでペディキュアを上手に仕上げるコツを、2つご紹介します。1つ目は、仕上がりや持ちをよくするための油分除去です。ベースコートを塗る前に、除光液を含ませたコットンで爪の油分や汚れを拭き取りましょう。2つ目は、マニキュアがはみ出したときの修正方法です。コットンを薄く巻いたウッドスティックに除光液を含ませ、はみ出した部分を修正します。時間が経つとマニキュアが乾いて取れにくくなるため、1本塗るごとにはみ出していないかチェックしながら行うとよいでしょう。
ペディキュアの落とし方
ペディキュアを落とす際は、除光液を含ませたコットンでマニキュアを拭き取るだけでOKです。落としにくいラメ入りのマニキュアは、あらかじめコットンを爪の大きさにカットして1本ずつ除光液を浸透させておくと、セルフでも短時間でオフができますよ。よりスピーディーに落としたい方は、アセトン入りの除光液がおすすめです。また、肌が荒れやすい方や爪の負担が気になる方はアセトンフリーの除光液を使用するとよいでしょう。
セルフフットネイルの簡単なやり方|ジェルネイル
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続いてご紹介するのは、ジェルネイルを使用したフットネイルのやり方です。ペディキュアに比べて少し手間はかかりますが、その分ハイクオリティな仕上がりになるので人気も高いですよ。まずは簡単なワンカラーの塗り方を覚えて、さまざまなデザインに挑戦していきましょう。
必要なアイテム
セルフのジェルネイルで必要なアイテムは、以下の通りです。
ジェルネイルで必要なもの
- ベースジェル
- カラージェル
- トップジェル
- LED/UVライト
- アセトン(リムーバー)
- ネイル用ブラシ
- エメリーボード
- キューティクルプッシャー
- キューティクルニッパー
- バッファー
- トゥセパレーター
- ネイルオイル
初心者の方は、必要なものをまとめて購入できるジェルネイルスターターキットがおすすめ。上記のようなアイテムを1つ1つ選ぶことなく、すぐにセルフジェルネイルを始められます。

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ジェルネイルの塗り方
【STEP1】サンディングをする
あらかじめ爪の形や長さを整えて甘皮処理をしたあと、サンディングを行いましょう。ベースジェルを塗る前に、ジェルの密着を促して持ちをよくする効果が期待できます。バッファーを爪の表面に軽く当て、自爪のツヤがなくなり白っぽくなるまで全体的に細かい傷をつけてください。サンディング後はブラシで削りカスを払い、エタノールを含ませたコットンで爪の隅々まで拭き取りましょう。甘皮処理やサンディングなど、ジェルネイルの前に必ず行う一連の下準備を「プレパレーション」と呼びます。簡単なケアでOKですので、ジェルネイルを塗る前に実践してみてください。

【STEP2】ベースジェルを塗る
ベースジェルを適量とり、ブラシを寝かせた状態で中央から爪先の半分だけを塗ります。ブラシに余ったジェルで爪の根元から先端に向かって全体を塗り、エッジもしっかりと塗りましょう。キワまで塗れるように、スキンダウンをして爪と皮膚の境目をしっかり出すのもポイントです。塗り残しはないか、甘皮にジェルがついていないか、表面に凹凸がないかを確認し、問題なければLED/UVライトに入れて硬化させます。時間が経つとジェルが広がってしまうため、1本ずつ硬化させるのがおすすめです。

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【STEP3】カラージェルを塗る

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最後にトップジェルを【STEP1】と同様の手順で塗ります。トップジェルは爪にちゅるんとした透明感と厚みを与えるため、少し多めに塗るのがポイント。硬化したら、エタノールまたはクレンザーを含ませたコットンで未硬化ジェル※を拭き取って完成です。未硬化ジェルの拭き取りが不要なノンワイプタイプのトップコートもあるため、ぜひチェックしてみてください。仕上げにネイルオイルを爪周りに塗り、しっかりと保湿をしてくださいね。※トップジェルの硬化後に残るべたつきのこと

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セルフで上手に仕上げるコツは?
ジェルネイルで本格的な仕上がりを目指す方は、2つポイントを意識してみてください。
1つ目は、ジェルネイルの表面をなめらかに整えることです。ジェルネイルを塗った直後はハケ跡がつくため、表面が少し凸凹しています。ここですぐに硬化せず、ジェルが自然に広がる(セルフレベリング)まで待ちましょう。光の筋に歪みがなくなったタイミングで硬化すると、つるんとした美しい仕上がりになりますよ。
2つ目は、ジェルネイルを横から見たときのフォルムにも気をつけることです。爪の中央に厚みのある形が理想的で綺麗に見えるので、爪先と根元にジェルがたまらないように注意しましょう。
ジェルネイルの落とし方
ジェルネイルを落とす際は、必ずアセトンを用意してください。爪の大きさにカットしたコットンにアセトンを含ませ、1つずつジェルネイルの上に置いてアルミホイルで包みます。そのまま10〜15分待ち、ジェルが浮いたらウッドスティックやプッシャーで除去しましょう。
落としにくい場合は無理に剥がさず、ジェルが浮くまで再度アセトンを浸透させてください。
【初心者向け】簡単&おしゃれなフットネイルデザイン
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ここからは、セルフフットネイルにおすすめなネイルのデザインをご紹介します。基本のアイテムにプラスして用意すべきものもお伝えしますので、初心者の方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ミラーパウダーの光沢でプロっぽい仕上がりに
必要なもの
- ミラーパウダー
- ノンワイプトップジェル
- スポンジチップ
ジェルネイルにおすすめのミラーパウダーネイルは、通常のワンカラーとはひと味違うメタリックな光沢が魅力。やり方は、ノンワイプトップジェルの上にミラーパウダーをスポンジチップで擦りつけるだけなので、とても簡単です。
マットタイプのノンワイプトップコートも併用すると、ラインや柄などの部分的なデザインも作れます。工夫次第で、セルフでもさまざまなデザインを楽しめますよ。


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初心者でも簡単!シンプルなグラデーションアート
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必要なもの
- カラージェルorマニキュア 2色
グラデーションは、ペディキュアとジェルネイルの両方でできる定番アート。シンプルで大人っぽいデザインですが、カラーの組み合わせによって上品系や華やか系など幾通りものデザインを作り出せます。やり方は、まずワンカラーでベースを塗って硬化します(マニキュアの場合は乾かす)。その後、グラデーションにしたい部分をワンカラーの上から徐々に濃くなるように塗りましょう。始めは爪先1/2を塗り、その後1/3、1/4と塗り重ねる範囲を少なくすると自然なグラデーションに仕上がりますよ。
親指に輝きをプラスした夏らしい華やかデザイン
必要なもの
- ネイルストーン
- グリッターやラメ
こちらは、親指にストーンやグリッターをギュッと敷きつめ、ゴージャスなキラキラ感を楽しめるフットネイルです。ほかの爪はピンクのワンカラーでシンプルにまとめているので、バランスよく仕上がっています。大きなストーンを使うフットネイルは、しっかりと土台を固定できるジェルネイルが最適ですよ。ストーンなどのパーツを乗せるネイルデザインは、アイシングジェルやトップジェルを使用して仕上げましょう。


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シックで大人っぽいべっ甲ネイルもセルフで簡単に
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必要なもの
- ブラウンのカラージェル
- ダークブラウンのカラージェル
- イエローのカラージェル
- 金箔
おしゃれなべっ甲ネイルは、ジェルネイルで作るとセルフでも本格的な仕上がりにできます。べっ甲ネイルのやり方は、イエローを全体に塗ったあとにブラウンを3〜4箇所ランダムに置き、境界線をブラシでなじませてください。その後硬化して、ダークブラウンで濃淡をつけ、金箔を散らせば完成です。べっ甲ネイルは、シンプルなサンダルに合わせても上品でこなれた雰囲気になるため、夏から秋の大人っぽいスタイルにぴったりですよ。

フットネイルに適した下準備のポイント
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最後に、セルフフットネイルの前に行うべき下準備についてお伝えします。フットネイルならではのポイントを押さえて、初めてでも完成度の高い仕上がりを実現させましょう。
爪の形はスクエアオフ
フットネイルの爪は、角を丸く整えた四角形の「スクエアオフ」がおすすめ。ほかの形よりもスクエアオフは耐久性と強度が高いため、フットネイルに適しています。足の爪はサイドが食い込みやすいので、角を削らず残しておくことで巻き爪予防にもなりますよ。また、スクエアオフの形はネイルを施す面積が広いため、デザインも目立ちやすくなって華やかな印象に仕上がります。爪を削る際は、ネイルファイルのグリットを上手く使い分けて綺麗に整えましょう。

甘皮処理は丁寧に行う
足の爪は日常生活で靴や靴下で覆われているため、甘皮が溜まりやすいです。乾燥して甘皮が硬くなっていることもあるので、処理をする前は甘皮専用のリムーバーを使用して甘皮を柔らかくしてから処理を行いましょう。フットバスに浸かって足先を温めると、皮膚がふやけてスムーズに処理できるのでおすすめです。
フットケアでかかともツルツルに
セルフフットネイルとあわせて行いたいのが、足の裏のフットケア。ネイルを綺麗にすると足元に注目が集まるため、かかとや指周りも清潔にしておきたいですよね。素足が多くなる夏は皮膚が乾燥するので、とくに気を配ってケアするとよいでしょう。セルフで行う場合、ボディスクラブで足のすみずみまで角質ケアする方法が簡単にできておすすめです。
素足に映えるフットネイルで、足元の印象をアップデート
Photo by instagram @aya0708_nail
日頃ハンドネイルを楽しんでいる方でも、つい手を抜きがちなフットネイル。少し派手なカラーでもフットであれば上品な印象に仕上がるため、夏を迎える前にぜひチャレンジしてみてください。今回ご紹介したフットネイルの下準備からネイルデザインまでを参考にして、夏のお出かけを楽しみましょう。
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